会社倒産でうつ病になり無職から復活したサラリーマン(体験談/改善治療)

50才台のうつ病サラリーマン。リストラから倒産、うつ病・退職・無職・就職難が襲う。人生を狂わされたうつ病を経験。
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うつ病を受入れ、病気を明かして入社!

(うつ病体験記 11ページ目)

挫折ばかり、経験していると、なにもかも、自信がなくなるものです。

過去に、成し遂げてきた、さまざまな仕事も今は、まるで、夢の中の世界のようです。

まるで、違う自分が、記憶のなかに存在します。

たくさんの、かかわってきた人たち、建物、作成した書類、お客さんの笑顔、また、取引先とのトラブル・・・・いろんなことが、よくも悪くも、今の私の大事な、経験(資産)だと思っています。

関係は途切れてしまったけど、記憶の中には、はっきりと残っています。

私はこれから、どうしたらよいのか、ずいぶんと悩みました。

死にたいと思うこともありました。

その悩みは、以前のような、私に戻りたいということが根底にあります。

しかし、現実は、以前にもどるよりも先に、この、うつ病を治すことが優先されます。

最近は、ようやく、そのことを、受け入れられるようになってきました。


無理をしない。

やばいな・・・・。これは不調がくるな・・・。とだんだん、わかるようになってきました。

だから、もう、昔のように、無理はしません。


無理なことは無理だと、断っています。

周囲もだんだん、それがわかってきたようです。

家内にも、かなりの負担を強いている事は十分承知しています。

しかし、焦れば、焦るほど、さらに深い、うずの中に巻き込まれてしまいます。

結局、うつ病の回復を遅らせる原因になっています。




しょぼくれた自営業を、ほそぼそとやっていても覇気がでません。

他人に誇れるような仕事でもありません。

一家を養っていくには気の遠くなるような仕事量、質をこなしていかなければなりません。


健康な頃の自分なら、楽しみながらガンガンと突き進んだであろうと思うと余計に悲しくなります。

どうやらうつ病は、過去を思い出しては今と比較して、落ち込ますのが得意なようです。

これは、後々思うのですが、「過去の自分は過去の自分、今の自分ではない」 それは、うつ病であろうと、なかろうと、その人の人生には必ずあるもの。

という割り切りが必要なんです。

そんなある日、家族から、悲鳴があがります。


もう、こんな自営業、いくらやっても生活がなりたたない、病気で辛いのはわかるが、家族を養うのが旦那の仕事。

なんとかしてほしい・・・

悲痛な叫びです。男にとって、絶対いわれたくないセリフの一つです。

何も言い返すことができません。

でも、翌日新聞チラシにはいっている大手工場の派遣募集の広告を見ました。

有名な会社で、通勤範囲。

夜勤でしたが、ダメもとでやってみようと、面接にいく決意をしました。

工場勤務で、あまり人と関わりが少ないと思ったのも、理由の一つです。






さっそく職安へいき、説明会へ。毎度毎度の何度も聞いた内容です。
でも迷っている時間はありません。

もう、すぐに申し込もうと思いました。

申し込みの待ち時間、久しぶりに職安の求人を見ていました。
するとあるではありませんか「正社員 年齢50才ぐらいOK」

この情報にかぶりつきました!

ほとんど諦めていた年齢制限がクリアしているではありませんか。

そして職務内容も、自分が自信をもっているものです。


パーッと視界が開けたようでした。
でも、以前の就職のことが頭から離れません。

また、失敗かも・・・・どうも、自信がありません。




でも、前々から決めていたことはありました。

派遣でも正社員でも、面接のときに病気を告げようと・・・・

いままで失敗してきたのは、このことを伏せていたことが大きいのです。

まず、うつ病と言ってしまったら、採用されないと思っていたのです。


でも、今はなにも失うものがありません。

うつ病と言わずに我慢をしてきた、あの嫌な経験しかありません。

先ほどの派遣の話など吹き飛んでしまいました。

すぐに、連絡をとり、面接に望みました。

そして、いつもの笑顔をつくりながら、
「実は、私今はこのように見えて元気そうですが、うつ病です。それでも かまわないでしょうか?」

まさに清水の舞台から飛び降りる覚悟です。

・・・・・ちょっと沈黙。の後。

「別にかまわないんじゃないですか?与えられた仕事さえちゃんとこなしてくれれば」

「就業時間もちゃんと定時で終わってもらって結構。いずれにしても3ヶ月間は 試用期間なので、病気にかかわrず仕事ぶりは見せてもらいます。」

なんと、明瞭な返事でしょう。

ずっとうつむいていた心が、はっと顔をあげた瞬間がわかりました。

そして、入社の日、他の先輩諸氏にも、ちゃんと病気のことを話しました。

もう、恥ずかしいとか、そんな感情は消えています。

「うつ病のひとたくさんいますよ。だいじょうぶですよ。つらかったら言ってくださいね」

なんと、うれしいお言葉。

いままで、禁句と思い込んでいた言葉に、これほどすんなりと返事をされるとは・・。

自分の思い過ごしだったのでしょうか?
それともこの会社の気風でしょうか。
しっかり病気の私を受け入れてくださいました。

最初はやはり午前中気分が落ち込み、昼間ちょっと調子がよくなり、夕方からしんどくなり 変な汗がでてきます。

それでも、急がれる仕事はないし、仕事自体は自分で完結できるものが多く、 自分でしんどくない計画をたててやっていけます。




そのうち1ヶ月がすぎ、2ヶ月をすぎ、正規採用の通知の日がやってきました。

「とても病気とは思えないほど、がんばってくれてますし、当社としてはぜひ来てほしい 人材です。あなたさえ良ければ、いてください」

なんと、まずは驚き、次は感謝の念がこみ上げてきます。

もう一度、き聞きました。

「こんな、病気のおじさんでもいいのですか?」

「そういう人はたくさんいます。気にすることはない。しんどかったら定時で帰ってください」

うれしい返事です。

一旦は完全に諦めた、会社。

それが、こんなにもスムーズに受け入れてもらえるとは・・・

いままで、隠し通した事が間違っていたことがはっきりしました。

捨てる神あれば拾う神ありです。

正直にいまの自分を語ればよかったのです。

・・・・・

というわけで、今はその会社にお世話になっています。
当然、年数も経つうちに、仕事も増え、苦手な方もおられます。

病気ということで断ったりする仕事もあります。

しかし、家族的な会社です。自分さえ、自信をなくさず、落ち込まずに 普通に考えれば、なにも恐れることはないのです。







病気は残念ながら治ってはいません。薬は離せません。睡眠剤もはなせません。
まだまだ先は見えないのですが、諦める必要はないことがはっきりしました。

こんなダメおじさんでも、多くの人が頼ってきてくれます。

これやって、教えて、書類作成して・・・・・ 社会から必要とされることが、こんなに喜びになるとは・・

うつ病が教えてくれた、人生の中で大きな事の一つだと思い、今日も明日も 通勤しています。


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